モラハラ2 初めての違和感

モラルハラスメント

前回の続き

※当時
魔女:高校生
東さん:大学生

正式に付き合うことになった魔女と東さん。

最初は、
「失恋の寂しさを埋めるために付き合った」
という気持ちの方が、正直大きかったです。

でも東さんはとても優しく、
魔女のことを大事にしてくれていました。

週に1回は会っていたと思います。

東さんは一人暮らしだったため、
魔女の学校が終わると必然的に、
東さんの家に遊びに行くことが多くなりました。

ご飯を作ってくれたり、
帰るときは必ず家まで送ってくれたり。

「優しい人だな」
そう思っていました。

でも、それも最初だけでした。


ある日、
友達が「東さんを見てみたい」と言ったので、
そのことを東さんに伝えました。

東さんは
「恥ずかしいけど、いいよ」
と、快く了承してくれました。

学校が終わり、
友達と一緒に東さんのアパート近くまで行くと、
東さんらしき人影が……。

そう。
先に待っていてくれていたのです。

友達に笑顔で挨拶をして、
すぐに別れ、東さんとアパートへ向かいました。

少しして、友達から連絡が来ました。

友達
「彼氏めっちゃ良い人じゃん!
外で待っててくれたし、話しやすい感じだし!
今度みんなで遊ぼう✨」

(あー……。
分かってはいたけど、
見た目の印象はスルーだね。笑)

そう思いながら、
部屋で友達に返信をして、グダグダしていると――

突然

東さん
「さっきの子、おっ〇い大きかったね😄
顔も、ああいう子のほうがタイプ」

あまりにも突然で、
ビックリして開いた口が塞がりませんでした。

(え?彼女は私の友達だけど……
おっ〇いって……。
確かに魔女は貧そうだけど……💦)

すると東さんは、ニヤニヤしながら、

「えー!?ヤキモチ?😁」

と聞いてきました。

魔女
「いや、ヤキモチ妬いてない。
ていうか、友達のことをそういう目で見ないで」

そう。
この時、怒っていたわけでも、
ヤキモチを妬いていたわけでもありません。

ただ、
あまりにも意味不明で、
ただただ驚いていただけでした。

でも東さんは、
「魔女がヤキモチを妬いた」
と、勝手に勘違いしていました。

東さん
「意地張るなって!
魔女は彼女だから安心して😁」

この時は、

(大学生って、こういう冗談を言うのが普通なのかな?
全然面白くないけど、
大学生になったらみんなこういうノリなんだろうな)

そう思って、
違和感はありつつも、軽く流していました。

でも――
この時の違和感は、間違っていませんでした。

これは東さんが、
「魔女は俺のことが大好きだから」
と勝手に思い込み、
どこまでなら許してくれるのかを
試し始めていた瞬間だったのです。


別日のこと

お互い学生ということもあり、
その日もアパートでグダグダしていると、
またしても突然――

東さん
「お前ってさー、世間一般で見たらブスだよな!
なんかカエル🐸に似てる!笑
鼻低いし(事実)目離れてるし(言われたことない)
でも俺はカエル好きだから、
お前のことブスだなんて思わないよ!」

(???
ブスって言う必要あった?
カエルが好き=魔女はブスだと思わない=魔女が好き
この方程式、成り立たなくない?🤔)

魔女
「魔女のことブスって言うけど、
自分だって全然イケメンじゃないじゃん。
どっちかっていうと、ブサイクでしょ」

すると東さんは急にキレて――

東さん
「男はいいんだよ!見た目じゃねぇから💢
30過ぎたら渋さが出るんだから、これからだよ!!!
女は若さと見た目だからな!!!
ま、お前はカエルそっくりだけど😂笑」

(自分が言われるとキレるのに、
人のことは平気で悪く言うんだ。
最低……)

そう思いましたが、
言い返すと面倒くさくなりそうだし、
この人は「自分が正しい」と本気で思っているタイプ。

何を言っても無駄だと感じ、
その場では黙っていました。

でも、
これが良くなかったようです。

言い返さない
=言い返せない
=俺の勝ち✨

そう受け取ったようでした。

「俺が正しい」という思い込みを、
さらに強めてしまった瞬間でした。笑

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